ASEAN経済の要衝・雲南省の経済戦略 セミナー・無事終了いたしました。
この度、雲南省招商合作局との共催により、「ASEAN経済の要衝・雲南省の経済戦略」セミナーを開催する運びとなりました。西部大開発、橋頭堡戦略と次々と打ち出された中国国家経済戦略。その中心を担う雲南省は国境を接するミャンマー、ラオス、ベトナムをはじめ、ASEANを貫く南北経済回廊における周辺国との経済的結び付きが、近年より一層緊密化しています。今、雲南省は中国と東南アジア、とりわけ南アジアとの交流窓口として新たな戦略的地位を獲得し、地理的優位性などのポテンシャルに基づいた成長戦略と実施政策を次々と打ち出し、実現を果たしつつあります。本セミナーでは、中国と東南アジアとの交流・協力関係の拡充による雲南省のプレゼンスの向上から、雲南省の経済成長戦略の特色などについてご紹介するとともに、グローバル化する経済環境に対応した海外市場の取り込みや海外戦略の構築が課題となっている企業の方へ、チャイナプラスワンの視点から日本企業進出の可能性についても探っていきます。雲南省、そしてASEANメコン経済圏へご興味が有る方は、奮ってご参加下さい。
【開催概要】
日 時:平成25年4月26日(金)10:30〜12:00
会 場:東京商工会議所・地下講堂
千代田区丸の内3-2-2 TEL:03-3283-7500
参 加 費:無料
申 込:終了いたしました。
尚、会場の都合で、ご来場者の定員を80名様とさせていただきます。当日は
お名刺のご用意をお願い申し上げます。
主 催:認定NPO法人日本雲南聯誼協会、JIITP日本産業投資技術促進株式会社
共 催:雲南省招商合作局
後 援:中華人民共和国駐日日本国大使館、日本商工会議所(予定)
プログラム
1、中華人民共和国駐日日本国大使館領事部 劉亜明 総領事挨拶
・雲南省の経済戦略について
2、公益財団法人福岡アジア都市研究所 主任研究員 唐寅 講演
・雲南省の経済現況及びASEAN諸国との雲南省の経済活動について
【略歴】
1991年3月九州大学にて博士号取得後、(財)アジア太平洋センター
プログラムオフィサーを歴任、2004年より現職。
国際共同研究プロジェクト「中国における西部大開発の戦略と実態 」等、中国、アジア方面を中心
とした研究発表を行っている。
セミナー概要
本セミナーでは、ASEANをターゲットにした経済戦略を背景に、中国と東南アジアとの交流・協力関係の拡充による雲南省のプレゼンスの向上から、雲南省の経済成長戦略の特色などについて紹介し、グローバル化する経済環境に対する海外市場の取り込みや、海外戦略の構築が課題となっている企業の方へ、チャイナプラスワンの視点から雲南省への日本企業進出の可能性についても探っていきます。
会場へのアクセス
最寄りの交通機関 地下鉄 都営三田線 日比谷駅より徒歩2分 千代田線 二重橋駅より徒歩2分 日比谷線 日比谷駅より徒歩8分 有楽町線 有楽町駅より徒歩3分 丸の内線 東京駅より徒歩10分 ※三田線、千代田線、日比谷線、有楽町線は B7出口が便利です。 JR JR有楽町駅より徒歩5分 JR東京駅 丸の内南口より徒歩10分 JR京葉線 東京駅より徒歩5分 |
雲南省について
雲南省は中国・西南部に位置し、ASEAN諸国と中国との国境貿易の基地としての大役を果たすべく、近年重点的な開発が進められている地域です。既に省として大メコン圏地域経済協力(GMS)会議に参与しており、積極的に各国との交流が図られています。 豊富な資源と特徴ある文化を持つ雲南省は、様々な魅力に溢れる土地。多彩な農産物が生産されており、中でも松茸と切り花は中国一の生産量です。その他、黄?、亜鉛、鉛、インジウム、タリウム等の資源も中国一の産出量を誇っています。ハイテク産業、バイオ資源開発産業(花卉・天然素材・バイオ化学・環境保護・健康食品等)、鉱物資源産業、タバコ産業、観光業が盛んで、他に潤沢な水資源を利用した水力発電も重要な産業のひとつになっています。 また、省内には25の少数民族が住み、多彩な民族文化を創り上げています。世界遺産の麗江古城をはじめ、石林、シャングリラ、シーサンパンナなど世界に名だたる観光名所もあり、雲南は中国を代表する観光地でもあります。インフラ及び投資環境の発展も順調に進んでおり、対南方アジアビジネスにおける雲南省の重要性は日に日に高まっています。