「我々は専門的な株式投資サービスプラットフォームを作るため、雲南株式投資事業発展のサービスを重点的に行う。省内の外資系企業は業務の情報提供や育成、財務顧問などのサービスが受けられるようにする。」4月17日午前、雲南省の株式投資専門サービスプラットフォーム、雲南省株式投資発展センターが全額出資する「雲南省政興株式投資管理有限公司」を設立した。省金融弁公室が開いた式典で、省株式投資発展センター副主任で総経理の尹天水が発表した。

省金融弁公室副主任の趙雲竜は、「去年5月に雲南省株式投資発展センター及び雲南株式投資基金協会を設立し、雲南省は国内で初めて事業法人を政府導入基金で管理する省となり、西部地区で初めて、また国内で７番目に株式投資基金自律組織を設立した省市となった。株式投資専門のサービスプラットフォームの設立は、わが省の金融サービスにおける橋頭堡戦略の具体的な措置として支持されており、プライベートファンドを推進し、多くの民間資本を生物医薬、旅行文化、花卉、宝石、茶、糖など雲南の多くの優位産業に資本流入させることができると期待されている。これにより、優位産業と資本の直接マッチングを促進し、企業上場を推し進め、直接融資の比重を高める。」と語った。

現在、雲南省の株式投資発展機構には、既に登録済み及び近日中に登録する企業が80社あり、株式投資発展基金に16社で成立、募集資金総額は350億元を超えている。趙雲竜省金融弁公室副主任は、わが省は第十二次5か年計画期間中、株式投資発展機構へ200社以上を成立させる、と語った。

その他、政興株式投資管理有限公司は共同で博通投資、海能投資などの機構連合をつくり、雲南雲盟株式投資基金管理公司を設立、将来的に募集資金目標200億元規模の滇池汎アジア株式投資基金を発行するとしている。省内の高成長良質プロジェクトへの投資に利用する他、関連する資格を取得した“外地進出”政策の中で、東南アジア、南アジアへ進出投資する場合も計画に入れている。