18日開かれた雲南省外資誘致説明会において、外資誘致を奨励するため、雲南省政府から新規投資金額が2億元以上の奨励プロジェックトについて、雲南省内権限に属する規定費用は全額免除とし、新規投資額1億元から2億元のプロジェックトについては雲南省内権限に属する規定費用を半額免除とすることを発表した。

雲南省李 紀恒 省長は、「優遇できるものは優遇し、減免できるものは減免する。手数料が必要なものは最低ラインにて実施する」と述べた。外資誘致は雲南省にとって重要な役割を果たしている。『壁をなくし、低コスト、効率的に』の基準で外資企業に良質かつ手軽なサービスを提供しなければならないとした。

李紀恒省長は、関係部門が外資誘致重点プロジェックトを保障政策と調和の枠組みとみなし、優先的に外資投資プロジェクトを需要のある土地、電力、供水、交通などへ推し進めなければならないと述べた。

雲南省政府は『全面的に外資誘致業務を強化する意見書』を公布し、第十二次5か年計画末までに、雲南省に世界500優良企業のうち20社以上、国内500の優良企業のうち40社以上を誘致するよう言及した。

『意見書』』によると、2012年始め、雲南省の財政は毎年5,000万元を外資誘致の専用予算として準備し、省レベル外資プロジェックト業務、省レベル代表団を編成して国内外資誘致活動及び投資関連の展示活動、省レベルの重要外資プロジェックトによるPR活動、推薦及びプロジェクトライブラリの立ち上げ費用、外資誘致業務目標達成の審査奨励、外資誘致情報窓口の立ち上げと幹部団体の特別な業務研修資金とするよう言及している。また、外資誘致業務に対する予算を確保するため、各州市県区にも専用予算を捻出する事を求めた。