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2012/06/01

昆明市・泛亜Pan-Asian金融センター設立計画を発表

昆明にて特定地域向け金融サービスセンター設立計画が発表された。説明では、雲南だけではなく“两强一堡”における重要なプラットフォームと位置づけし、雲南と南アジア、東南アジアとの金融面での結びつきを強化すると発表。昆明市市長、張祖林は、この金融センターの建設により、雲南における“橋頭堡”関連の実務が確実に実行される事になるだろう。それにより昆明自身、発展が加速することから、国際都市として切実な様々なニーズに対応できるだろうと発表した。 また昆明市政府は建設に合わせ優遇政策などの一連の措置を発表した。まず海外の人民元業務を推進させるために、人民元の海外貿易決済取引および人民元対投資の実現に向けてプラットフォームを設立。

(1)人民元決算センターの設立。雲南省が良好な人民元の海外決済業務経験を持ち、東南アジア、南アジア諸国との貿易機会と規模拡大を狙う。次に省は諸商業銀行および周辺国の商業銀行と貿易決済協定を結んだ。将来的に、対外貿易人民元決済は、貿易相手国、海外対投資地域まで直接取引を可能となる。

(2)人民元とマイナー・カレンシーの地域的な為替取引交易センターを設立。雲南の対外金融業務を迅速的に発展すれば、外貨両替の需要も生じる。これら実現のため省内の商業銀行と隣接国の銀行との清算業務を協議。現在、為替取引は単一貨幣から多種貨幣、単一の小売から卸売りへと転換しつつあることから雲南省の銀行間の外貨交易市場を次第に整え、人民元を中心とする為替取引交易センターを設立する。

(3)対外人民元融資センターを設立。

(4)対外人民元金融商品センターを設立。

東南アジア、南アジア地域の中心としての昆明市を新たに造り出す。現在昆明市が雲南省と周辺各国との大口商品交易の取引の場を提供するために、積極的に各市場を探索し、貿易、投資、技術などの合作を促進している。また、株式投資システムを整え、外資ベンチャーキャピタル(投資ファンド)の設立を準備している。着工する予定の昆明泛亜金融産業センターは、5年以内に完成を予定している。2012~2015年は準備期間とし、その期間内、センターの開発と基礎設備を完成させ、オフィスを整備する。それと同時に、当金融産業センターに相応しい金融機関あるいはサービス機関を受け入れる。2016年からは実行期間として、比較的に短期間内に効果的、かつ集約的に実行環境の実現を求め、投資環境と基礎設備を整え、金融基盤を固める計画となっている。昆明泛亜金融産業センターが主に国内外の金融機関のデータセンター、資金清算センター、クレジットカードセンター、データ・バックアップセンター、コールセンターなどのバックアップサービスと金融委託業務サービスを受け入れる。金融バックアップサービスと金融委託業務サービス等を主軸にASEAN特定地域における金融サービスの中心地となり、昆明経済金融機能の強化を図る。


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