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2012/05/29

新開発 “エコ肥料”の使用を推し進め、環境汚染を軽減

雲南大学、雲南雲葉化肥有限会社、昆明農家楽複合肥有限責任公司の3者が共同研究開発した品種別専用肥料、サトウキビ用肥料、煙草専用有機肥料、土壌リン活性化剤などの環境に優しい肥料が、雲南省科学奨励弁公室が行った検定に合格した。累計生産したシリーズ商品は24.38万トン、全省範囲で480万ムーの農地に使用され、農業生産高が1.44億元増加。売上高は6.02億元と増加した。このプロジェクトは大学の研究チームと企業を中心に農業の企業化、市場化拡大化による産業モデルを構築し、商品開発の大規模化を推進させる目的で行われている。研究チームは今回、とうもろこし、水稲、クルミ、コーヒー豆、ゴム等計20種の専用作物シリーズ肥料を開発。従来の肥料に比べて、窒素の使用率が12%を増加し、42%までに達している。肥料の有効期間は100日に及び、通常農地の収量を10~15%押し上げた。サトウキビ用のBB(Bulk Blending)肥料は省西南の一部の製糖工場およびプーアル、紅河サトウキビ栽培地区で優先して使用され、この地区では栽培産出量が約8~15%増加し糖度も1.5増えた。これらの結果により肥料の有効使用率も8~10%高めた。また、とうもろこしやサトウキビ等からの廃棄物からの有効利用として、窒素とリンがより高含有の新たな肥料を開発されている。その他、微生物肥料の効果に関する研究には、土壌リン活性剤が圃場での実験により効果的であることが実証されている。今後、環境に負担をかけない肥料の研究開発と使用は、環境汚染の軽減と農産物の品質の改善に新たな道がまさに開けたと言える。


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