第1四半期発電装置容量が新たに78万キロワット増加
電力事業を主力産業として構築すると発表して以来、雲南省のエネルギー工業は急速に発展してきた。2010年全省のエネルギー工業の生産額は428.92億元に達し、2011年には516.5億元を記録した。これは、全省の主管業務収入が500万元以上の国有法人企業の工業の生産額2753.6億元のうち18.8%を。2015年までに、全省エネルギー工業の総生産額は1,000億元以上に逹する見込みだ。
2011年、全省エネルギー工業は総計926.4億元の投資を行い、前年同期比の15.8%増加した。今年に入り、エネルギー工業は急速に発展し続けている。固定資産投資の急速な増加がエネルギー工業の発展を後押ししている。第1四半期、全省の石炭採掘及び選鉱業が40.91億元増加し、前年同期比の38.9%増加。全省の電力投資は120.64億元で、前年同期比の30.0%増加。全省の発電装置新増加容量は78万キロワットとなった。
今年3月までに、全省の発電装置容量は4,274万キロワットに達した。第2四半期では発電装置容量は新たに164.75万キロワット増加する見込みだ。うち、20万キロワット以上の容量を持つ設備は、火力発電所に関しては主に威信発電所にあり、1台60万キロワット容量設備の生産を開始し、水力発電に関しては功果橋にて、1台22.5万キロワットの生産を開始している。
電力産業を主たる産業へと構築していくに従い、電力が全省の経済社会発展を支えるようになってきている。同時に、エネルギー構造を最適化し続けること、省エネ排出削減の効果により業務目標を達成できた。2012年、雲南省はエネルギー産業投資に1,000億元を投資し、全体発電量17,200万キロワット、原炭の生産量は1億トン超、精製油900万トンの販売を目標として定めている。