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2012/04/10

今春、春耕作の生産量は前年同期よりわずかに増加

農業への助成金増加により、干ばつ対策、種・化学肥料・マルチングフィルム等が推し進められ、雲南省春季耕作は良好なスタートを切った。雲南省農業庁の農業状況調査によると、4月4日までに全省で920.7万ㇺーの春蒔き農作物が完了し、前年同期より19.8万ムー増加した。

統計によると、4月4日までに708.7万ㇺ-の食糧作物の春蒔きを終え、前年同期比 + 20.2万ムーとなった。そのうちトウモロコシの春蒔き面積は242.1万ムーで、前年同期比 + 77.7万ムーとなり、米の中稲(middle season rice)及び一期作は8.4万ㇺ―が作付けされ、前年同期比 - 0.1万ㇺ―となった。豆類は24.8万ムーが作付けされ、前年同期比 - 1.2万ㇺ―となり、馬鈴薯は364.6万ムーが作付け。前年同期比+12.4万ムーとなった。

雲南省農業庁の報告によると、これまでに全省4,800万ムーの春季食糧耕作計画を県、郷、村において作物、土地区画まで確実に実施している。現在深刻な干ばつ状況下で、各地で水資源を確保し、適宜食糧品種を改良している。蓄水不足で水稲を栽培できない地域及び山岳地域、山の中腹地域など神頼みの地域では、適宜トウモロコシ、馬鈴薯など干ばつに強い作物に転向し、春耕作に最適な作物を栽培をするよう努めている。

同時に、雲南省では“干ばつ対策春耕作を促す百日行動”を積極的に展開し、省農業庁、省農業科学院、雲南農業大学から48名の専門家と農業科学技術者を選抜し、生産現場の第一線に派遣、災害救助物資及び種子、化学肥料、農薬、マルチフィルムなど春耕作用の農業物資の運送と管理状況を検査し、干ばつ対策用の春耕作技術方案を制定し、農民に科学的に干ばつ対策を指導する。

これまで曲靖市では、今年より科学技術者1万人を選抜し現地に赴き、“幹部と民衆が手を取り合う干ばつ対策前衛活動”を広く展開した。科学技術者が一切の責任を負う関係責任制度を実施し、36.47万人の農民が研修に参加した。保山市は市、県、郷の3レベルで1,076回の農業科学技術研修を行い、3.25万人が研修を受けている。さらに技術資料を5.5万部発行し、春耕作生産への技術向上を訴えた。


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