昆明交通投資有限責任公司からの情報によると、昆明南アジア国際陸港物流パークを中心とする物流産業の発展を促進するため、物流産業基金の設立を決定した。これまでのところ、昆明交通投資有限責任公司の子会社の基金管理会社とそれに関わる物流産業プロジェクトは既に積極的に準備を開始している。近年、世界金融危機の影響を受け、全国で資金供給が緊縮している。

物流産業プロジェクトを発展し資金を集めることは徐々に難しくなってきていることから、物流産業発展の融資ルートを開拓する役割の為に、物流産業基金の設立を決定した背景となっている。産業投資基金は一つの大きな概念で、国外では通常リスク投資ファンドやプライベート・エクイティ・ファンドと呼ばれている。一般的に高成長潜在能力のある非上場企業に株式や準株式投資を進めたり、投資する企業の経営管理に参与したりすることで、投資企業の成長成熟後に株式から資本を増大させることを指す。

目標における企業の各段階の違いにより、産業基金は初期もしくは早期基金、成長期基金、再編基金などに分けられる。産業基金は多くの当事者が関わる。具体的には、基金株主、基金管理人、基金委託管理人及び会計士、弁護士など仲介サービス機構を含む。

中でも基金管理人は基金の具体的な投資操作の責任者で、日常的に管理する機構である。