スターバックスコーヒーがainiグループと提携し雲南珈琲を世界へ
2月6日午前、雲南珈琲産業発展を促す重要な措置として、アメリカスターバックスコーヒーが雲南で最も実力のある農業およびコーヒー経営企業の一つ、アイニーグループと正式に契約し、雲南で合資会社を設立することを発表した。新たに設立する合資会社はスターバックス主導で経営し、雲南・プーアルで良質のコーヒー豆を買い付け輸出し、同時に現地でコーヒーの初期加工工場を経営する。
スターバックスコーヒーチャイナ兼アジア太平洋総裁ジョン・カルバーとアイニーグループ創始者兼CEOの劉明輝は、双方の会社代表として昆明で協力協議に調印した。副省長の顧朝晞、省の直接関連部門の責任者、副市長の楊衛東などの指導者が出席し、調印式に同席した。
”スターバックスがアイニーグループと提携し合資会社を設立することは我々の雲南珈琲産業発展にも長期的なサポートとなる重要な出来事である”。スターバックスコーヒー中国県アジア太平洋総裁ジョン・カルバーは述べた。”スターバックスコーヒーは中国の発展を終始、現地の会社や地域の承諾を得て事業を展開してきた。スターバックスコーヒー雲南珈琲プロジェクトおよびアイニーグループとの協力を通し、我々は雲南の農民が作る現地コーヒーの品質を上げると同時に、雲南の最も良質なコーヒーを中国全土と世界の市場へ届けたい”。
スターバックスコーヒーは1971年に設立し、終始ビジネスに力を注ぎ、世界的に良質なコーヒーを買い付けと焙煎を行ってきた。店舗は世界中に広がり、スターバックスコーヒーはいまや世界屈指のコーヒー焙煎専門事業者と小売り事業者と認知されている。スターバックスコーヒーと雲南の珈琲栽培者は長期的な協力関係を結び、合資会社を設立させ、”最良の加工処理技術”を用いて高品質を保ったコーヒー豆を確保する。そして地方経済の発展にも寄与する。
雲南アイニーグループは1993年に設立し、牧畜業、飲食業を営み、同時にコーヒー加工も営み、多くのコーヒー加工工場を持つ。500ヘクタール余りのコーヒー農場を持ち、年間6000トン余りのコーヒーを加工している。
”アイニーグループはスターバックスコーヒーと協力できてとても嬉しい。全世界を先導するコーヒー生産の実践経験と技術を現地のコーヒー産業で運用し、雲南珈琲を全中国いずれは全世界のこひー愛好者へ紹介する。スターバックスのコーヒー生産経験、技術、及び我々が既に雲南でコーヒー経営の規模を手掛かりに、新たに設立する合資会社はプーアルを、雲南を良質なコーヒー栽培地として全世界に認知させる助けとなると信じている。”と、アイニーグループCEO劉明輝は挨拶の中で述べた。
聞くところによると、アイニーグループとの合資会社設立の他に、スターバックスはプーアルに”コーヒーサポーターセンター”を設立しており、併せて本年度運営を開始し、センターは雲南省の珈琲栽培者へ農業技術領域の情報提供とサポートを行っている。そのほか、スターバックスは雲南省農業科学研究院と共に熱帯亜熱帯経済作物研究所の合作プロジェクトを行っており、新品種のコーヒー豆の導入及び地域の適応実験も順次進行中である。多方面、経項目の協力運営を通し、スターバックスは中国に、コーヒー栽培から店舗まで顧客に”純正スターバックス体験”を提供する完全な市場価値チェーンを築くだろう。