昆明市の観光地といえば、世界遺産にもなっている石林を思い浮かべる方が多いでしょう。今回は、ガイドブックに載っていない昆明の観光スポットをご紹介したいと思います。
■昆明市の竹下通り
雲南大学の周辺にある、「文化巷」「園西路」は、若者で賑わう食べ歩きや買い物のスポット。美味しいおやつをつまみながら、出店でリーズナブルなお土産をゲットできます。
臭豆腐に辛い粉を付けて食べます | チョコレートシロップと果物を入れて揚げたお菓子 |
文化巷には外国人で賑わうバーや韓国料理、日本料理、インド料理などもあり、食べ物には困りません。お腹を満たしたあとは、夜市が始まります。お店で買うより安く、若者が好きな雑貨や洋服が所狭しと並びます。
■雲南大学の紅葉
文化巷のすぐ隣にあるのが雲南省で一番の難関大学である雲南大学。
ちょうどこの時期は、キャンパスのイチョウ並木が黄色に色付き、昆明の秋に彩りを与えてくれます。地元でも有名な紅葉スポットです。イチョウ並木を越えるとそこには“恋人坂”と呼ばれる坂があり、この時期はロマンチックな恋人たちが集まります。1923年に開校した歴史ある大学なので、古い建物や門などを見物するのもオススメです。
■バー&ユースホステル
バーで有名な通りは文化巷と交差する「文林街」ですが、旅行者にあえてお勧めするならばユースホステルの経営するバー。昆明市内にユースホステルは6箇所ありますが、昆明のシンボルとも言うべき“金馬碧鶏”広場にある「駝蜂(The Hump Hostel)」の屋上にあるバーは景色も良く開放的。宿泊している外国人も多く、日本人もたまに見かけます。働いている店員さんも、雲南が好きで働きながら短期滞在している、旅好きの若者ばかり。英語も通じるため気軽に観光地など訪ねてみるのもいいかもしれません。
私も時々行きますが、ドイツビールをテラスで飲むのは最高。夜の昆明は涼しくて気持ちがいいので、晴れた日の夜にはぜひ行ってみてください。