南アジア博覧会リポート

南アジア博覧会 昆明 いよいよ始まった第1回中国―南アジア博覧会。6月6日から10日まで、雲南省昆明市の昆明国際展示場にて42の国や地域から、1200社あまりが出展開催、私も招待を受け視察に行ってきました。

昨日行われた第1回中国―南アジア博覧会及び第21回中国昆明輸出入商品交易会(※以下、昆交会)経済貿易提携プロジェクト契約式典では、総投資額3474億人民元、314の契約が成立しました。(うち、国内提携プロジェクト263、外資プロジェクト26、貿易16、対外経済提携9)私も本日会場へ行ってまいりましたが、しかし・・・会場へ向かうバスは朝から超満員で、春城路も環城路も大渋滞。やっとの思いでたどり着いたと思ったら、どこもかしこも人、人、人。歩くだけでも一苦労。会場も6か所に区切られ、全部回ろうと思うと丸一日がかりです。しかも昼過ぎには商品売り切れ?なんて店も続出。マレーシア産のコーヒー、台湾産の調味料など、5日間で売り切る予定が本日3日目で既に完売になりました。私もつい油断していたら、昼1時過ぎには簡易食堂も弁当も売り切れ、試食コーナーで腹を満たしながら回ることになりました。

南アジア博覧会 会場入り口

混雑する南アジア博覧会会場

今回バージョンアップした南アジア博覧会は、第21回昆交会と同じ会場で開催されています。入口には、去年までの昆交会には無かったセキュリティゲートが登場。ミャンマーやスリランカの宝石やアフリカの装飾品などは大変な人気を集めていました。また、ネパール産のスカーフやシンガポールの家具は良質な素材で、日本人にも人気が出そうな商品でした。

展示場 ブース 南アジア博覧会 展示

 さて、一般開放も始まり大変なにぎわいを見せている博覧会ですが、出展者の目的は取引先を見つけること。南アジア博覧会では世界各国から中国マーケットを目指して集まり、逆に昆交会では中国出展企業が世界各国から集まるバイヤーへ商品をPRしています。昆交会の会場では、特に雲南省特産の酒、漢方、ハム、胡桃、キノコ、茶、コーヒーなど海外向けの良質な商品に人気が集まっています。海外向けとあって、パッケージも綺麗。私もお茶や漢方を取り扱う企業との交流を深め、帰途につきました。
ちなみに今年の戦利品は、松茸の漬物、雲南産メコン川黒ビール、韓国の美顔パック。南アジアの物品はひとつも無いですね・・・・。